ニオイの問題は、介護する側もされる側にも大切なこと。
医療現場や介護の空間では、目に見えないニオイがストレスになるという声をよく耳にします。
実は、多くの医療関係者、介護者、介護される側の方々、又そのご家族にとって、「ニオイの問題」はとても身近で重要な、日々の暮らしの問題です。医療現場や介護時の困りごとアンケートなどの調査でも上位にランク付けされるのが、医療・介護空間の「ニオイの問題」なのです。
介護臭とは?
そもそも、「介護空間特有のニオイ」や「介護臭」とはどのようなニオイなのでしょうか?
尿臭、便臭、ポータブルトイレ臭、使用済みオムツのニオイもれ、加齢臭、汗臭、湿布臭などの様々な臭気成分が混ざり合うことで複合的な不快臭を作り出しています。
また、一般家庭用と介護空間専用では、ニオイの原因となる臭気や要素が異なるため、そもそも配合する処方成分が違います。用途の合わない商品を使うことで、部屋の中で「良い香り成分」と「気になるニオイ」が混ざって、より不快臭が増してしまったなんてこともあります。
医療現場に特化したニオイ問題
病院内には強いにおいを発する場所や物があります。例えば、癌患者の方の病室はさまざまな原因で不快臭が発生いたします。患者様本人のみならず、他患者、医療従事者、ご家族にとっても不快であり、ニオイが大きな精神的ストレスとなり、入院生活の質を大きく低下させる原因となります。
癌患者の方や組織が壊死されている患者の方の病室では、市販の消臭剤や芳香剤では消臭が難しい腐敗臭や想像を絶するような悪臭(硫黄化合物,脂肪酸類,芳香族化合物など)により、本人だけでなく周囲の人間まで不快にさせてしまう深刻なニオイ問題があります。
病気によるニオイを除去して患者様とそのご家族の暮らしを改善することを最優先に考え、医療現場の悪臭対策として、エアーケムスーパーが大いに活躍しております。
医療現場や介護空間でのニオイ問題に特化したエアーケムスーパーの特徴と効果的な使用方法をご紹介いたします。
どんなニオイ問題でお困りですか?
- 芳香剤の香りと気になるニオイが混ざって悪臭がひどくなる。
- ピンポイントでは消臭できる商品はあるが、空間全体で長時間の効果がない。
- 介護する側も介護される側も双方が満足できるような商品が欲しい。
- 芳香剤だと香りが強すぎるので、ストレスになる。
- 「これ1つでどんなにおいでも消せる」という消臭剤が欲しい。
- 安全性の高くて消臭効果もあるものが欲しい。
- 空気清浄機はサイズが大きすぎて邪魔になる。
医療・介護現場では、尿臭、便臭、汗臭、加齢臭などの複合臭、また病気が原因の悪臭など、目に見えないニオイによるストレスが蔓延しています。
エアーケムスーパーは、「中和脱臭」という対立的なある匂いとある匂いを組み合わせると両方の匂いが相殺されて消えるという臭気中和原理を応用した脱臭剤です。125種類の天然植物性精油を主成分とし、約3万種の不快臭に対応いたします。
従来の市販の芳香剤は、単一ないしは単純な組成の香料を原料にしており、より強い香りで不快臭をごまかして感じさせなくするタイプの臭気脱臭剤です。
マスキングタイプの芳香剤は、悪臭と混合し、ニオイ強度がかえって高くなるので、常時嗅いでいると飽きてしまったり、不快感が高まったり、最悪の場合は気分が悪くなってしまうなどの欠点がございます。
市販の芳香剤などは、高齢者や体調の優れない方にとっては香りが強すぎて、逆に体の負担になってしまう場合がございます。
エアーケムスーパーは、悪臭と中和し脱臭する事で無臭にいたします。効果があればあるほどニオイを感じない状態にしてくれますので、強すぎたりして身体への負担になる事はございません。
また、医療現場でのメディカルアロマセラピーのように、不快臭を中和脱臭するだけでなく、125種類の天然植物性精油によって、森の中にいるような自然の香りでストレス軽減やリラクゼーション効果も期待できます。
介護施設、老人ホームなどでは、認知症の患者様などがいらっしゃる場合があるため、無害で安全安心な脱臭剤の重要性をよく聞きます。
エアーケムスーパーが介護施設、老人ホームまた病院などで創業1976年以来、長くご愛用頂いてきたのは、確かな脱臭効果と共に、高い安全性がある商品だと評価されてきた点です。以前、高齢者が間違ってエアーケムを口に入れてしまったとご連絡頂いたことが何度かございました。その時も「喉に詰まらないよう水を飲ませて頂ければ、無害ですので大丈夫です」とお伝えし、事なきを得ました。(食品ではないので、積極的に食べないようご注意ください。)
☆室内のあらゆるポイントをチェックし、丁寧に清掃する。
エアコンのフィルター、ベッド下や隙間、シーツやタオルなどのリネン類の取り替え、ポータブルトイレ付近や汚物入れなど。
☆室内の適切な設置場所を検討する。
以下の室内置き場所の具体例の写真を参照にしてください。
☆エアーケムスーパーの適切な濃度を調整する。
空間の大きさによって、フィルムをどのくらい剥がすかを調整する。
全部剥がしてキャビネットに設置しても良い。
効果の目安は、1個当たり約10㎡の空間の場合1カ月持続。
*ニオイの問題は感覚の問題なので、エアーケム発散の濃度の好みはその人それぞれの感覚に合わせて変えていただくことをお勧めしております。使用に関する具体的なご相談は随時承りますので、お気軽にご連絡ください。
☆悪臭源のすぐそばに。
一番臭いの原因となる発生源のすぐ近くに置くのがベストです。
☆悪臭対策には低い場所に。
人が感じる不快臭は空気よりも重いため、上から下へと流れます。そのため室内でも低い位置に置く。☆患者様の頭付近は避けて。
患者様や高齢者の方が横になっているベッドの頭付近はなるべく避け、手の届きにくい場所に置く。
☆空気の流れを意識して。
入り口のドア近く、又空気の循環が悪い場所や換気扇から離れた場所など。